7人制男子 英国に2点差惜敗…胸張るレメキ「すごくいい試合できた」

[ 2016年8月10日 07:02 ]

<日本・英国>後半、トライを決めるレメキ(左)

リオデジャネイロ五輪ラグビー7人制男子1次リーグ 日本19―21英国

(8月9日)
 五輪初採用の男子7人制ラグビーの日本代表は9日、デオドロスタジアム1次リーグ第2戦に臨み、英国に19―21で敗れた。通算1勝1敗。試合開始2分半で2トライを喫する悪い立ち上がりから、逆襲。14―21で迎えた後半ロスタイムにレメキが左中間にトライを決めた。だが、決めれば同点となる難しい角度のコンバージョンを坂井が引っかけ気味に左に外して万事休す。決勝トーナメント進出をかけて10日に強豪のケニアと戦う。

 初戦でニュージーランドから歴史的大金星を上げた日本は再び難敵と接戦を演じた。英国戦で2トライを上げたレメキは胸を張って初日を振り返った。

 「すごくいい試合ができた。(英国戦の)最初の入りは良くなかったけど、よく粘った」

 世界のトップクラスと互角の戦いを演じても涼しい顔だ。

 「(これぐらいできる自信あった?)そうだね。前からできていたら良かったね。そうだね。あれだけできるなら、前からできていれば良かった。オリンピックという一番デカイ大会で、日本人の強み、プレッシャーの中でもパフォーマンスできる、ニュージーランドはあれだけ強いのにあれだけプレッシャーにやられても崩したから」

 重圧を歓迎するトライゲッターに、メダルへの期待をかけてみよう。

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