日本 体操女子団体で48年ぶり4位!寺本「航平さんの気持ち分かった」

[ 2016年8月10日 06:26 ]

女子団体総合で4位となり笑顔の(左から)宮川紗江、内山由綺、寺本明日香、杉原愛子、村上茉愛=

 体操の女子団体総合決勝が行われ、日本は174・371点で4位。惜しくも1964年東京五輪以来の表彰台とはならなかったものの、前回の5位を上回り、1968年メキシコ五輪以来の高順位。3位の中国との差はわずか1・632点だった。

 それでも予選で7位の日本は1種目目の床運動で宮川にラインオーバーがあって6位だったものの、跳馬で宮川の16・066点など村上、寺本も高得点を出し4位に浮上。段違い平行棒でも内田が15・000点など高得点を出し、ロシアを抜いて3位に浮上した。最終種目の平均台は大きなミスなくまとめたが、ロシアが跳馬で高得点をマークし逆転を許した。

 米国が184・897点をマークし、2連覇を達成した。176・688点のロシアが2大会連続の2位。

 ▼寺本明日香の話 すごくうれしい。みんな楽しくやり切った。(主将として)団体でいい結果を残したいという、(内村)航平さんの気持ちが分かった。

 ▼村上茉愛の話 メダルを狙っていたけど、ミスがあっての4位ではない。いい試合をした。4位は、女子としてはすごいことだと思っている。

 ▼内山由綺の話 すごい楽しかった。今回は通過点として、東京五輪に向けて仕上げていきたい。団体と種目別でメダルをとりたい。

 ▼宮川紗江の話 床はもうちょっとできたところがあるので、そこが悔しい。跳馬はまずまずの演技ができた。メダルまであと一歩の4位というのは、東京五輪に向けてもいい結果だったと思う。

 ▼杉原愛子の話 すごく楽しくて、この時間が終わってほしくないと思った。技を増やして東京五輪ではメダルを取りたい。

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