フェンシング 太田まさかの初戦敗退…悲願金の夢散る

[ 2016年8月7日 22:20 ]

リオデジャネイロ五輪フェンシング

(8月7日)
 男子フルーレ個人が行われ、日本勢初の金メダルを狙う第1シードの太田雄貴(30=森永製菓)は、まさかの初戦負けを喫し悲願の金メダルはならなかった。
 
 2回戦から出場した太田は、初戦はギレルミ・トルド(ブラジル)と対戦。序盤から互いに一歩も譲らない展開が続くも、地元の声援を受けたトレドの攻撃に苦しみ10―12で第1ピリオドが終了。

 第2ピリオドで巻き返しを狙ったものの、結局13―15で初戦負けとなった。

 アテネで初出場し、北京で個人、ロンドンで団体の銀メダルを獲得した。ロンドン五輪後に一度は競技から離れたが、東京五輪の招致活動などを経て五輪の持つ重みを再確認。1年以上の休養を経て復帰し、昨年の世界選手権では日本人選手初の金メダルを獲得した。

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2016年8月7日のニュース