萩野 ゴールの瞬間にこみ上げた感謝「大也や先生、家族…」

[ 2016年8月7日 13:14 ]

男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得し、ガッツポーズする萩野公介

 リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介(21=東洋大)が、銅メダルの瀬戸大也(22=JSS毛呂山)らとともに競技会場で会見を行い、支えてくれた人への感謝を口にした。

 昨年6月末、合宿中に練習場へ自転車で移動している際に転倒して右肘を骨折。その間周囲の様々なサポートを受けたが、自身が出場を逃した昨年の世界選手権で瀬戸が400メートル個人メドレー王者になったことも大きかった。「大也が活躍してくれたから僕もリハビリ頑張らなくちゃという気分もあった」。そうした思いがあったからこそ、ゴールし、金メダルが決まった瞬間にこみ上げたのは「大也や先生、家族」への思い。「いろいろな人に支えられて獲った順位だなと思います」と改めて感謝を繰り返した。

 瀬戸は2020年東京五輪へ向け「公介と2人で日本の競泳界を引っ張っていけるように。このオリンピックの悔しさはオリンピックでしか返せない」と4年後の雪辱を誓った。

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