勇太33位もリオへ手応えイーグル締め「気持ち良い終わり方」

[ 2016年8月2日 05:30 ]

最終R18番でイーグルを決めガッツポーズする池田(AP)

米男子ゴルフツアー 全米プロゴルフ選手権最終日

(7月31日 米ニュージャージー州スプリングフィールド バルタスロールGC=7428ヤード、パー70)
 池田は最終ラウンドの18番パー5でピンまで残り240ヤードの第2打を5Wでピン左8メートルに乗せると、フックしてからスライスする複雑なラインを読み切ってイーグルを奪い、ガッツポーズ。35ホールを回ったが、「気持ち良い終わり方だった」と笑みがこぼれた。

 今季は全米、全英、全米プロに出場。海外メジャーに1年で複数回出場するのは5年ぶりだ。全米では予選落ちに終わったが、2試合で予選を通過。さらに、今大会の第3、最終ラウンドでは世界ランク3位のジョーダン・スピースと回り、刺激も受けた。それだけに「試合を戦う中で、少しでも自分の中に芽生えた自信があった」と大きな手応えも得た。今後はニューヨーク近郊で調整し、5日のリオ五輪開会式後にも現地入りする予定。日本の若大将は「自信を持って戦うだけ。五輪でも意気込み過ぎずにやりたい」と静かに語っていた。

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2016年8月2日のニュース