リオ五輪男子シングルスに杉田&ダニエル 繰り上がり出場

[ 2016年7月31日 05:30 ]

 日本テニス協会はリオ五輪男子シングルスに新たに杉田祐一(三菱電機)とダニエル太郎(エイブル)の出場が決まったと発表した。ロジャー・フェデラー(スイス)ら欠場選手が続出したため、繰り上がりで出場権を獲得した。日本勢は錦織圭(日清食品)を含めて男子3人、土居美咲(ミキハウス)ら女子3人の計6人が五輪に臨む。杉田、ダニエルともに初出場。リオ五輪のテニスはシングルスが男女各64人で争われ、ダブルスは男女32組ずつ、混合ダブルスは16組で行われる。

 テニスの代表追加でリオ五輪日本代表の選手数は男子173人、女子164人の計337人になる。

 ◆杉田 祐一(すぎた・ゆういち)7歳でテニスを始め、神奈川・湘南工大付高3年時の06年にプロ転向。14年ウィンブルドン選手権で4大大会本戦初出場。最高世界ランキングは97位。三菱電機。1メートル76、67キロ。27歳。宮城県出身。

 ◆ダニエル 太郎(たろう)父は米国人で母は日本人。7歳でテニスを始め、09年プロ転向。今年5月の全仏オープンで4大大会初勝利。最高世界ランキングは85位。米国の高校卒業、エイブル。1メートル90、76キロ。23歳。米国出身。

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2016年7月31日のニュース