洛南・宮本10秒61でV 先輩・桐生超え2年生王者

[ 2016年7月31日 05:30 ]

男子100メートル決勝 10秒61で優勝した洛南の宮本大輔

 全国高校総体(インターハイ)第3日は30日、岡山市シティライトスタジアムなどで12競技が行われ、陸上男子棒高跳びは江島雅紀(神奈川・荏田)が自身の高校記録を1センチ更新する5メートル43で優勝した。100メートルの男子は2年の宮本大輔(京都・洛南)が10秒61で、女子は日本選手権2位の斎藤愛美(岡山・倉敷中央)が11秒78で制した。1500メートルの男子は遠藤日向(福島・学法石川)が3分47秒75、女子は高橋ひな(兵庫・西脇工)が4分15秒82で勝った。

 陸上男子100メートルは洛南の宮本が制した。中盤に一気に加速して抜け出す快勝。OBの桐生祥秀(東洋大)も果たせなかった2年生優勝に「うれしい。ホッとした。(先輩と)対等に走れるようになりたい」と誇らしげだった。予選で自己ベストを0秒03更新する10秒46をマーク。準決勝も10秒48の3組1着で突破した。決勝は向かい風3メートルの悪条件でタイムを落としたが、柴田監督は「着実に力をつけている」と成長を認めた。200メートル、400メートルリレーにも出場予定。「200は苦手。できる限りのことをやる。(リレーは)高校記録を狙って、近づけるように」と話した。

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2016年7月31日のニュース