片山リオに暗雲…初戦敗退 深堀に白旗「誰がやっても勝てない」

[ 2016年7月30日 05:30 ]

深堀に3&2で敗れて初戦敗退を喫した片山

男子ゴルフ ネスレ招待日本プロマッチプレー選手権レクサス杯第1日

(7月29日 北海道恵庭市 恵庭カントリー倶楽部=6876ヤード、パー72)
 1回戦16試合が行われ、リオデジャネイロ五輪代表のホストプロ片山晋呉(43=イーグルポイントGC)は3アンド2で深堀圭一郎(47=フォーラムエンジニアリング)に敗れて初戦で姿を消した。ほかに前週ダンロップ・スリクソン福島オープンでツアー初優勝した時松隆光(22=筑紫ケ丘GC)らが2回戦に勝ち進んだ。

 初戦で敗れた片山は「今日の深堀さんだったら誰がやっても勝てない」と白旗を揚げた。

 4番で10メートル、7番で15メートルを沈めるなどパットが好調の深堀に主導権を握られ、7番終了時点で5ダウンと大差をつけられた。それでも諦めず10、13番で取り返したが、2ホールを残して力尽きた。大会ホストで昨年は準優勝。今年は五輪前最後の実戦で意気込んでいただけに悔しさが募った。

 特にショットに不満がある様子で「ショットが思うようにいかない」とうつむいた。今月中旬の2日間大会、北陸オープンを制し、手応えを得たが「いいかなと思ってやっていたことも違ったみたい。またトンネルに入った」と肩を落とした。

 来週にはリオに出発。期待も感じているだけに悩みは深い。「その(期待に応える)ためにも必死こいて何か(改善策)を探していたけど見つからない」と頭を抱えた。

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2016年7月30日のニュース