錦織、2年連続4強入り!ディミトロフに意地のフルセット勝ち

[ 2016年7月30日 05:28 ]

ディミトロフをフルセットで下し、2年連続で4強入りした錦織(AP)

 テニスのロジャーズ・カップ第5日は29日、カナダのトロントなどで行われ、男子シングルス準々決勝で第3シードの錦織圭(25=日清食品)は世界ランキング40位のグリゴル・ディミトロフ(25=ブルガリア)と対戦。フルセットの末に6―3、3―6、6―2で勝ち、2年連続の4強入りを果たした。

 錦織は第1セット、第2ゲームで相手にブレークポイントを握られるピンチを迎えたが、これをしのぎ、第5ゲームをラブゲームでブレーク。第6ゲームは苦しみながらもキープすると、第9ゲームもブレークに成功して6―3で奪った。

 ところが、第2セットは第1ゲームでいきなりディミトロフにブレークを許す苦しい立ち上がり。結局、ブレークバックできないまま3―5で迎えた第9ゲームでもブレークを許し、3―6でこのセットを落とした。

 続く第3セットも序盤はミス多かったが、苦しみながらも第2ゲームをキープすると、第3ゲームでブレークに成功。そこから一気にギアを上げた錦織は第5ゲームもブレークするなど5ゲームを連取。最後はラブゲームでサービスをキープして6―2で押し切った。

 これで対戦成績は錦織の3戦3勝。30日の準決勝ではスタン・バブリンカ(31=スイス)と対戦する。

 ▼錦織圭の話 第2セットは疲れか緊張か分からないが、相手のスライスショットで脚が止まって苦戦してしまった。ただ第3セットは気持ちを盛り上げてプレーできた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年7月30日のニュース