日馬、稀勢戦は「楽しみ お互い一生懸命稽古してきて今がある」

[ 2016年7月21日 22:16 ]

 日馬富士は真骨頂の鋭い踏み込みから、左上手をすぐに取るとあっさり魁聖を転がした。2敗を堅持し「集中して取れました」と納得の様子。4場所ぶり8度目の優勝を目指す横綱は終盤になり、動きの切れも良くなってきた。

 白鵬が結びの一番で敗れ、稀勢の里とトップに並んだ。13日目はこの綱とり大関と対決。若手時代からライバル視し、新入幕も同じ相手との大一番に向け「楽しみ。お互い一生懸命稽古してきて今がある。お客さんが望むような、いい相撲を見せられればいい」と引き締まった表情だった。

続きを表示

2016年7月21日のニュース