ロ、五輪ボイコット否定 スポーツ相は職務継続

[ 2016年7月19日 23:21 ]

 ロシアのペスコフ大統領報道官は19日、ロシアが国家ぐるみで選手の薬物使用検査結果を操作したとする世界反ドーピング機関(WADA)の報告にもかかわらず、8月のリオデジャネイロ五輪はボイコットしないと言明した。インタファクス通信が伝えた。

 ペスコフ氏は「ロシア選手団は五輪に向けて準備している」と表明。疑惑への関与も報じられたムトコ・スポーツ相については「報告では直接の関与が指摘されていない」として、職務一時停止の対象から外したことを明らかにした。

 一方、タス通信によると、ムトコ氏はナゴルヌイフ次官だけでなく、部下のドーピング対策顧問ら高官4人も職務から外したと説明。自らの関与は否定し、責任を回避したことはないと述べた。(共同)

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2016年7月19日のニュース