優勝争いは混戦ムード 稀勢、高安が2敗目 5力士が首位に並ぶ

[ 2016年7月19日 17:59 ]

高安は日馬富士(手前)にわたしこみで敗れる

 大相撲名古屋場所10日目は19日に愛知県体育館で行われ、1敗で首位に並んでいた大関・稀勢の里と小結・高安が2敗目を喫した。前日にまさかの黒星を喫した白鵬と日馬富士の両横綱は、きっちりと白星を挙げ2敗をキープ。平幕の宝富士も2敗を守り、首位に5力士が並ぶ混戦ムードとなった。

 9日に白鵬、日馬富士が相次いで敗れたことで優勝へ道が開けたかに見えた稀勢の里。優勝へと前進したいところだったが、松鳳山に突き落としで敗れ2敗目を喫した。

 もう一人の1敗力士、高安は日馬富士との対戦。ここは日馬富士が勝負強さを見せ、渡し込みで2敗を守った。

 結びの一番で栃ノ心を下した白鵬も2敗をキープ。同じく2敗を守った宝富士も首位に並んだ。

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