ロシア ソチでも禁止薬物“隠ぺい”検査結果を操作

[ 2016年7月19日 05:30 ]

 世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが18日、トロントで記者会見し、14年ソチ五輪でロシアが同国スポーツ省の監督の下、ロシア選手の禁止薬物使用が発覚しないように検査結果を操作したとする調査結果を公表した。ロシア陸上界に続き、同国で開催された冬季五輪での組織的な不正が認定されたことで、リオ五輪からロシア選手団全体の締め出しを求める声が高まる可能性もある。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は調査チームによる報告書を受け「関与した個人や団体に対して最も厳しい処分を科すことも辞さない」との声明を発表した。

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2016年7月19日のニュース