池江“パッツパツ”メダルボディー 筋トレ効果、体重増でパワーUP 

[ 2016年7月19日 06:00 ]

日本代表のブレザー姿で飛行機への搭乗を待つ池江

 リオデジャネイロ五輪に出場する競泳の池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)ら日本代表が18日、直前合宿地のブラジル・サンパウロへ向けて羽田空港から出発した。この日のスーツは春に採寸したばかりだが、上着が窮屈に感じるほど体は進化中。泳げば日本記録をマークする天井知らずの高校生が今度は世界の壁をぶち破る。

 記録だけにとどまらない進化が夢舞台での爆発を予感させる。4月に採寸した池江のスーツはやけにフィットしていた。肩周りが特に窮屈そうで、全体的にゆとりがない。「採寸した時よりも筋肉が付いて、胸板も肩とかもパツパツで…」。成長止まらぬ高校生に、ウエアのサイズは悩みの種だが、それは記録更新を示すサインでもある。

 体脂肪が20%近い女子選手もいる中、池江は11~12%台。昨秋解禁した“筋トレ”の効果も表れ、体重は春から2キロ増とパワーアップした。両手を広げた時のリーチは身長より14センチも長い1メートル84。海外勢にも引けを取らないミラクルボディーで三重県選手権(10日)では50メートルバタフライで25秒50の日本記録を更新した。非五輪種目だが、これが100メートルバタフライのメダルを予期させる。

 100メートルで57秒57の日本記録を出した4月のレースは、前半50メートルは27秒15。15年世界選手権1、2位の選手は前半を26秒台前半で折り返しており、春の状態では致命的な後れを取る。村上コーチも「(五輪では)とにかく前半を26秒台で入らないことには話にならない」と想定。その上で「三重の25秒台は、そのためのもの。ただ25秒50は凄かった」とうなった。

 愛弟子の可能性を信じた上で、コーチはリオのレースをこう見据える。「予選で日本記録を出して、準決勝で56秒台が欲しい」。池江も同調するように「予選からベストを出すつもりで全力で取り組みたい」と言った。今季の世界ランクで上位7人までが57秒を切っているが、3位タイムは56秒82。進化したボディーで後半でもバテない体力アップも実感する中、前半で上位陣に食らいつけば夢も近づく。池江は「(サンパウロでは)さらに追い込んで(大会)初日の100メートルバタフライにつなげたい」と目を輝かせた。

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