辻沙絵 金を狙える位置 ベストタイムは昨年の世界ランク2位に相当

[ 2016年7月17日 10:56 ]

練習で力走する辻沙絵
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 女子100メートルと200メートルは世界的に競技者も多く、レベルも高い。一方で瞬発力と持久力の両方が要求される女子400メートルは100メートルなどに比べれば選手層が薄く、辻のベストタイム59秒72は昨年の世界ランク2位に相当する。世界ランク1位選手のベストは56秒65で辻とはまだ3秒以上の差があるが、同選手は膝の故障で手術を受け、復帰後のレースではまだ59秒台しか出していない。

 他に56~57秒台で走れそうな選手は見当たらず、その下に58秒台の力を持っている選手が横並びで複数いるのが今の状況だ。辻がリオで58秒台が出せれば表彰台はもちろん、十分に金メダルも狙える。

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2016年7月17日のニュース