辻沙絵 “経済問題”に希望の光 日体大に「パラアスリート部門」

[ 2016年7月17日 10:57 ]

練習で力走する辻沙絵
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 日体大は20年東京五輪・パラリンピックの日本代表に70人の在学生と卒業生を送り込むことを目標にしている。そのため、昨年12月には短距離や投てきなど種目ごとに分かれた各ブロックの一つとして「パラアスリート部門」を新たに立ち上げた。

 現在はまだ辻の他に新潟村上高から今春入学したばかりの三須穂乃香(みす・ほのか)がいるだけだが、正式にブロックの一つとして認められたことで大学から強化費が支給されるようになった。

 国際大会に参加するには遠征費として1人約60万円が必要とされるが、今後は費用の心配をせず積極的に海外で経験を積むことができる。2人を指導する水野洋子監督は「学校の支援があるので心強い。リオでは1つ、東京では複数のメダルを狙いたい」と目標を定めている。

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2016年7月17日のニュース