柔道男子“ダブル・パートナー制度”で金メダル狙う

[ 2016年7月14日 10:46 ]

井上康生監督

 柔道男子代表が“ダブル・パートナー制度”で金メダルへの準備を整える。

 男子代表監督の井上康生監督(38)は13日、母校の東海大で行われたリオ五輪壮行会に出席。現地入り後の直前練習について「男子は1人につき2人の練習パートナーをつける」と明かした。過去の五輪や井上体制下の過去3年の世界選手権では練習パートナーは代表1人につき各1人。それを今回は各2人に増強し、予算は全日本柔道連盟の強化予算から捻出する。右組み、左組みなど多様な選手と組むことが本番での対応力につながる。代表選手が3班に分かれて現地入りするのも練習相手が豊富にいる国内で試合日の4、5日前まで調整するのが最善との判断からだ。「環境に選手が合わせるのでなく、どうしたら選手が力を出せるか考えたい」と万全の態勢を整え、できる手は全て打つ。

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2016年7月14日のニュース