リオ五輪トライアスロン 気象予報会社が選手支援、団体2例目

[ 2016年7月13日 16:10 ]

 気象予報会社ウェザーニューズ(千葉市)が、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックでの選手支援を目的に、日本トライアスロン連合と契約を結ぶことが13日、分かった。スポーツ団体ではラグビーに続く2例目で14日に発表する。

 スイム、バイク、ランニングを組み合わせたトライアスロンは、気温や湿度のほか、風、波など気象条件から受ける影響が大きい。同社は現地に社員を派遣し、会場の1時間ごとの気象を予報し、選手に提供する。

 海で行われるスイムでは波の高さや潮の流れに応じたコース選択、バイクやランニングでは風や気温を考慮したレース運びなどが期待できる。既に今春から海外の大会で支援している。

 同社は日本が3勝を挙げた昨年のラグビーのワールドカップ(W杯)でもチームに情報を提供しており、五輪では他競技も支援していく方針。担当者は「天気は変えられないが、天気を知ることで対策は取れる。パフォーマンスを限りなく100パーセントに近づけるためのサポートをしたい」と話している。

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2016年7月13日のニュース