鶴竜 腰椎椎間板症で名古屋場所休場「ああいう相撲を取ったらダメ」

[ 2016年7月13日 12:51 ]

<大相撲名古屋場所3日目>鶴竜を送り倒しで破り、金星を飾る栃煌山(左)

 大相撲の横綱・鶴竜(30=井筒部屋)が名古屋場所4日目の13日、日本相撲協会に「腰椎椎間板症により2週間の安静を要する見込み」との診断書を提出して休場した。名古屋市内の病院で診察を終え、愛知県東浦町の井筒部屋で報道陣に対応した鶴竜は「(痛めたのは)場所前の稽古の時。相手を受け止められない」と説明。

 3日目の栃煌山戦で一方的に送り倒された際に悪化したかどうかについては「それもちょっとある。相撲を取る前から腰のバランスが崩れて痛くなった。(左)足首も痛くなって、痛いところが増えていくのはよくない」と話した上で「なんとかケアをして良くなれば最後までとり続けたかったが、ああいう相撲を取ったらダメだと思う」と休場を決断するに至った心境を明かした。

 近日中に帰京し、治療する。鶴竜の休場は昨年夏場所以来で4度目。4日目の対戦相手、小結・高安は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は4人となった。

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2016年7月13日のニュース