遼 5カ月ぶり復帰戦「苦しかった」77、114位発進

[ 2016年7月8日 05:30 ]

9番、ティーショットを右に曲げクラブから手を離す石川遼

男子ゴルフツアー 日本プロ選手権日清カップ第1日

(7月7日 北海道勇払郡安平町 北海道クラシックゴルフクラブ=7094ヤード、パー72)
 腰痛で離脱していた石川遼(24=CASIO)が2月の米ツアー、フェニックス・オープン以来5カ月ぶりに実戦復帰し、今季国内ツアーに初出場したが、1バーディー、6ボギーの5オーバー、77を叩き114位に沈んだ。武藤俊憲(38=フリー)が9バーディー、1ボギーでコースレコードを4打更新する8アンダー、64をマークし単独首位に立った。

 5カ月ぶりの復帰戦。77でホールアウトした石川は「苦しかった。こういうところで勝つためにやっていることを再認識した。でも正直それ以上に自分のプレーがまだまだだった」と絞り出した。

 スタートホールの10番。1Wを振り抜くと球はフェアウエーで弾んだ。出足は快調だった。しかし11番で1メートルのパットを外しボギー先行。16番は1メートルのチャンスから3パット。「前半はパットがうまく打てなかった。パターのフェースがどこを向いているか分からなかった」。グリーン上でリズムをつかめず強風にも苦しんだ。13番パー3で深いラフから完璧なロブショットでチップインバーディーを決めたが、流れは変わらなかった。

 「5オーバーというスコアに関してはそういうゴルフだったと思う。ドライバーも林に行ったり、広いフェアウエーを外した。アイアンも距離感が合っていなかった」。距離感が合わないからか打つ直前にクラブを替えることが何度もあった。七夕の願い事を聞かれると「アイアンの距離感が欲しい」と即答した。

 2月に腰痛で離脱。腰に負担の少ないスイングに改造した。1Wなどウッドもアイアンと同じくダウンブローに打つ。だがこの日ティーショットがフェアウエーを捉えたのは14ホール中7回。4ホールで林に入れた。15番は左の林に打ち込み脱出に2打費やし、4番は右の林からの第2打が左の林に飛び込んだ。

 「ダウンブローの意識を持っていたけど、やはり試合でタイミングを合わせるのは難しい」と弱気な言葉が口を突いた。コーチの父・勝美さんは「まだ怖がって打っている」と指摘した。

 体も万全ではない。腰に問題はないが、臀部(でんぶ)に張りがある。そして予選通過さえ危うくなった。「ショットが少し良くなれば3アンダーくらいは望める。諦めずにやっていく」。自分に言い聞かせるように力を込めた。

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