錦織前向き「ハードコートシーズン前の良い休暇」

[ 2016年7月6日 05:30 ]

ウィンブルドンの4回戦で敗退した錦織(AP)

ウィンブルドン選手権

 4日の男子シングルス4回戦を左脇腹痛のために途中棄権した錦織圭(日清食品)が、一夜明けた5日に自身の公式アプリでメッセージを更新し、再スタートへの思いをつづった。試合後の会見でも「グランドスラムでなかったら1回戦から出ていない」と重症ぶりを語った錦織は「不幸にも昨日の試合を最後まで終えることができなかった。大会中、ケガはだんだん悪化したが、チャンスがある限り挑戦することを決めていた」と思いを明かした。

 近日中に日本に帰国し、リハビリを経て23日のロジャーズ杯(カナダ・トロント)からリオデジャネイロ五輪に向かう。ウィンブルドンで初8強を逃したが「今はハードコートシーズンへ向けてハードトレーニングを始める前の良い休暇」とポジティブに捉えており、得意とする舞台で巻き返しを図る。

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2016年7月6日のニュース