日本女子 アフリカ王者に快勝!渡嘉敷不在でゴール下苦戦も

[ 2016年7月6日 05:30 ]

第1クオーター、シュートを決める高田(左)

 リオデジャネイロ五輪に出場する日本代表(世界ランキング16位)はセネガル代表(同24位)に81―71で快勝した。栗原三佳(27=トヨタ自動車)がチーム最多の16得点をマークするなど5選手が2桁得点。第2戦は8日に神奈川・小田原市総合文化体育館、第3戦は9日に東京・代々木第2体育館で行われる。

 日本らしいバランスが取れた攻撃だった。前半は最大の武器である3点シュートが次々と決まった。栗原を皮切りに本川や途中出場の近藤らが続いた。前半だけで7本を沈めてリズムに乗った。

 後半は外からのシュートの成功率が落ちたが、インサイド陣が踏ん張った。米プロリーグWNBAに参戦中の渡嘉敷を欠く中、1メートル83の高田や1メートル84の間宮が1メートル90以上の相手に対し、ドライブを仕掛けて得点をつないだ。終始リードしてアフリカ王者に快勝し、内海監督は「前半は外角からよく入った。全体としてはまずまず良かった」と及第点を与えた。

 セネガルはリオ出場12カ国で最も世界ランクの低い24位。上位に勝つにはさらに精度の高い攻撃が求められる。この日計8本決まった3点シュートの成功率は32%。指揮官は「確率が低い。4割ほしい」と指摘した。「メダルへの挑戦」をスローガンにする「AKATSUKI FIVE」。3点シュート11本中3本成功だった栗原も「シュートを落とすことが多かった。細かいところを修正したい」と満足感に浸ることはなかった。

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2016年7月6日のニュース