稀勢の里 連合稽古で9勝5敗 日馬寄り切る場面も

[ 2016年7月5日 05:30 ]

 綱獲りに挑む大関・稀勢の里は愛知県大府市の芝田山部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古で横綱・日馬富士、大関・琴奨菊と計14番取って9勝5敗だった。

 3勝3敗だった日馬富士とは、左四つで胸を合わせ一方的に寄り切る場面もあり、下半身の安定感と仕上がりのよさをうかがわせた。「動きはいい。日に日によくなっている。疲労はない」と納得の表情だ。稽古後はかつて自身の付け人を務めた一門の他の部屋の力士から1日遅れの30歳の誕生日ケーキをもらい「ありがとう。おいしくいただく」と感謝を口にしていた。

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2016年7月5日のニュース