柔道男子五輪代表がスペイン合宿へ、原沢「日本でできない練習を」

[ 2016年7月2日 16:49 ]

 リオ五輪の柔道男子日本代表が2日、スペインで行われる国際合宿に向けて成田空港発の航空機で出発した。

 100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)は「大きな相手や力の強い相手など日本でできない練習をやりたい」とテーマを掲げた。合宿には欧州勢が参加し、五輪前に組み合う最後の機会となる。

 昨年の世界王者はマークされる可能性が高く、100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)は「得意の内股はほとんど掛けない」、81キロ級の永瀬貴規(旭化成)も「競った練習をしつつ、自分の全部は出さない」と手の内を隠す考えを示した。60キロ級の高藤直寿、66キロ級の海老沼匡(以上パーク24)、73キロ級の大野将平(旭化成)、90キロ級のベイカー茉秋(東海大)も参加。9日に帰国する。

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2016年7月2日のニュース