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松山モンスター攻略!667ヤードの16番 楽々バーディー

[ 2016年7月2日 05:30 ]

第1ラウンド、18番でパーをセーブし、ギャラリーの声援に応える松山英樹。イーブンパーで18位

世界ゴルフ選手権シリーズブリヂストン招待第1日

(6月30日 米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70)
 世界ゴルフ選手権シリーズの今季第3戦が開幕し、松山英樹(24=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの70で回り、首位と6打差の18位とまずまずのスタートを切った。塚田陽亮(31=ホクト)は78で55位、松村道央(32=吉野電化工業)は79で58位と出遅れた。64をマークしたウィリアム・マガート(37=米国)が首位に立った。出場61人、予選落ちなしで4日間争われる。

 難攻不落の名物ホールを見事に制した。全長が実に667ヤードの16番パー5。かつてアーノルド・パーマーがこのホールで大叩きをし「モンスター」とつぶやいたホールで松山が魅せた。「凄くいい球だった」という1Wでのティーショットは、下り傾斜を転がり364ヤード先のフェアウエー左サイドで止まった。グリーン手前の池を避け、ほとんどの選手が3打目勝負とする中、果敢に2打目で3Wを握る。スイング後に右手を離し、ややバランスを崩しながらも軽く池を越え、グリーンオーバー。それでも奥から23ヤードのアプローチを寄せて楽々とバーディーを奪い、“怪物退治”に成功した。

 初日イーブンパーという結果に「久々にオーバーパーを打たないラウンド。取り戻せて良かった」とうなずいた。今週から新1Wを導入したが、前半は3番で1打目を左の林に打ち込むと第2打はグリーン手前の池につかまってボギー。「ティーショットが左右に曲がる苦しい流れだった」と9番はティーショットを右、10番は左に曲げてスコアを落とした。しかし、「ショートゲームでうまくカバーできた」と後半の13番で第2打をピンそば1メートルにピタリとつけて1つ取り戻すと、「モンスター」の16番でもバーディーを奪った。

 直近の2戦ではまさかの予選落ちが続き、前戦の全米オープン選手権では生命線のショットまで乱れた。思わず「自信がない」と弱音も口にした。だが、この日は「練習と本番の差がなく、いいスイングになってきた」と手応えをつかんだ様子。今大会は予選落ちがないため、ボギーを恐れず積極的に上位を目指していける。久々につかんだ好感触に表情も明るかった。

 ≪今季米ツアー最長≫ファイアストーンCCの16番パー5は667ヤードを誇るが、これは今季の米ツアーで実施された試合の中では最長となる。なお、米ツアーではたびたび600ヤード超えのパー5が設定されており、先月の全米オープンでは4番が609ヤード、15番が632ヤードだった。また、3月のキャデラック選手権は4つあるパー5のうち3つが600ヤード超えのロングホールに設定されている。

 ▼55位・塚田陽亮 雰囲気にのまれることはなかったが、グリーン周りのラフからのミスが多かった初日だった。(世界選手権シリーズ初出場)

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