ボルト　スタート出遅れも余裕の準決勝進出　ジャマイカ選手権

　五輪代表選考会を兼ねた陸上のジャマイカ選手権が３０日にキングストンで開幕。男子１００メートルの予選（計４組）には世界記録保持者のウサイン・ボルト（２９）が登場し、１０秒１５の１位（全体２位）で１日に行われる準決勝（決勝も同日）に進出した。

　スタートで出遅れたが、４０メートルを過ぎてトップに浮上。後半は流し気味に走ってフィニッシュした。この日は失格者が出てこともあって競技進行が遅れ気味で「長い間、待たなくてはいけなかった。体が冷えてしまったよ」と思ったようなレースではなかったが、それでも余裕を見せながら予選を通過した。