朴泰桓の提訴を受理 CAS、リオ出場求め 韓国水連の決定不服

[ 2016年6月29日 20:25 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は29日、リオデジャネイロ五輪競泳の韓国代表に選出されなかった2008年北京五輪男子400メートル自由形金メダリストの朴泰桓が、韓国オリンピック委員会(KOC)と韓国水連の決定を不服とした提訴を受理したと発表した。ドーピング違反による処分解除後も3年は代表になれないとする国内規定は「二重処罰」に当たり、無効としている。

 筋肉増強効果があるテストステロンに陽性反応を示した朴泰桓は国際水連から1年6カ月の資格停止処分を受け、3月で処分期間を終えた。KOCは現在の国内規定を変更せず、五輪出場を認めない立場を示している。(共同)

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2016年6月29日のニュース