稀勢の里 集中力発揮、高安を圧倒 綱取りへ「しっくりきました」

[ 2016年6月29日 15:40 ]

 綱取りに臨む大関稀勢の里は29日、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で小結高安と14番で13勝と納得の調整だった。腰の低さ、動きの鋭さも徐々によくなり「だいぶ、しっくりきました」とうなずいた。

 番数は少なめも、重要視する集中力は十分。「なれ合いにならないように、(相手に)力を出させるようにやっている。これからもっと増えてくると思う」と話した。

 7月3日に30歳になる大関に対し、26歳の高安は「体力負けする。びくともしない。少しでもついていかないと」と自らに言い聞かせた。

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2016年6月29日のニュース