女子100障害・ピアソン、左太腿故障でリオ五輪出場辞退

[ 2016年6月29日 14:49 ]

故障で五輪出場を断念したオーストラリアのピアーズ(AP)

 陸上女子100メートル障害の第一人者で、リオデジャネイロ五輪ではオーストラリア陸上代表チームの主将を務めることになっていたサリー・ピアソン(29)が、左太腿の故障で五輪出場を辞退することになった。

 29日付のヘラルド・サン紙を含めた地元のメディアが伝えているもので、北京五輪で銀メダル、ロンドン五輪で金メダルを獲得しているピアソンの五輪3大会連続の出場は絶望的。ピアソンは左手首の骨折で1年近く競技会から離れたあと、6月5日のダイヤモンド・リーグ、バービンガム大会(英国)で復帰したが、自己ベスト(12秒28=世界歴代6位)に1秒近く遅い13秒25という平凡なタイムで7位に終わっていた。

 13日には「私はケガはしていない。健康だし幸せ」というツイートをしていたが、19日になって「今のタイムにはがっかり。体が動かない」という弱気なコメントに変わっていた。

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