錦織 左脇腹痛残るも快勝発進「明日はたぶん大丈夫」

[ 2016年6月28日 02:02 ]

グロートを下した錦織(AP)

テニス ウィンブルドン選手権 錦織圭6―4、6―3、7―5サミュエル・グロート

(6月27日 オールイングランド・クラブ)
 5年連続の初戦突破を決めた錦織は「ストレートで勝ててほっと一安心しています」と安どの表情を浮かべた。

 対戦相手のグロートは4年前にサーブの世界最速記録となる時速263キロをマーク。「彼もタフなプレーヤーで、特にサーブが入った時はなかなか取れなかった」と振り返りつつ、「その相手に3セット、タイブレークまでいかずに勝てたことは良かったと思います」と消耗を最低限に抑えられたことを喜んだ。

 第2セット後にはメディカルタイムアウトを取り、不安を抱える左脇腹を中心にマッサージを受けた。まだ痛みがあることは認め、「痛みと戦いながらのウィンブルドンになると思いますけど、明日どうなるか見て、たぶん大丈夫だと思います」と話した。昨年は左ふくらはぎの負傷で2回戦前に棄権。「悔しい思いをしたから借りを返したい」と雪辱を誓った。

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