錦織、入念に高速サーブ対策 目標は「最低でもベスト8」

[ 2016年6月27日 05:30 ]

開幕を前に調整する錦織圭。奥はマイケル・チャン・コーチ

 テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は27日にロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕する。

 130回目を迎えた伝統の芝の大会にシングルスの日本勢は男女計6人が出場し、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(日清食品)は1回戦で世界123位のサミュエル・グロート(オーストラリア)と対戦する。

 相手は1メートル93の長身から繰り出す世界屈指の高速サーブが武器。錦織は試合会場の練習ではマイケル・チャン・コーチが通常の位置より前に出て自らサーブを放ち、リターン練習に集中した。

 ウィンブルドンは4大大会で唯一8強入りした実績がなく、2年前のベスト16が最高成績。「最低でもベスト8」を目標に掲げている。

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2016年6月27日のニュース