最大枠「3」代表争い最激戦区200メートル 参加標準4人突破

[ 2016年6月23日 11:25 ]

5月のセイコーゴールデングランプリ100m決勝で4位の桐生(左)と5位のサニブラウン

 男子200メートルは五輪代表争いで、日本の最激戦区だった。100メートルの参加標準記録(10秒16)突破選手は桐生祥秀(10秒01)、山県亮太(10秒06)、ケンブリッジ飛鳥(10秒10)の3人だが、200メートルの参加標準(20秒50)は昨年7月の世界ユース選手権で20秒34を出したサニブラウンら4人が突破している。

 代表枠は最大3。特に藤光と高瀬は選考で圧倒的に有利になる日本陸連の派遣設定(20秒28)も突破。飯塚も含めた3人が日本選手権で順当に上位を占めた場合、強化委の推薦でサニブラウンが選出される可能性は極めて低い。さらに400メートルリレーの代表も、個人種目に準じて選考する。リレーの特性は考慮されるが、シニアの大会でリレーに出場経験のないサニブラウンの代表入りは絶望的だ。

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2016年6月23日のニュース