JOCがリオでの現地対応指針 金品素直に渡せ、他人を助けるな

[ 2016年6月22日 05:30 ]

 JOCは8月のリオデジャネイロ五輪に出場する競技の代表者を集めた監督会議を都内で開き、現地の治安やジカ熱対策について改めて注意喚起した。

 リオは昨年の殺人発生率が日本の25倍、強盗は660倍で、特に強盗の発生が激増していると説明。盗難被害の多いスマートフォンは人前での不用意な使用を避けることや、強盗に遭った場合は「抵抗せず、要求された金品は素直に渡す」「他人が襲われているのを見ても、むやみに助けに行かない」といった対応指針を示した。ジカ熱については、感染地域から帰った女性は少なくとも8週間は妊娠を避けることなどを推奨した国際オリンピック委員会(IOC)の通達を紹介した。

続きを表示

2016年6月22日のニュース