吉村組 イチローに敬意の勝利!愛工大つながり「見習いたい」

[ 2016年6月17日 05:30 ]

男子ダブルス1回戦、フランス組と対戦する吉村(右)、丹羽組

卓球荻村杯ジャパン・オープン第2日

(6月16日 東京体育館)
 男子ダブルス1回戦でリオデジャネイロ五輪代表の吉村真晴(22=名古屋ダイハツ)丹羽孝希(21=明大)組がフランスのペアに3―1で勝って初戦を突破した。吉村はマーリンズのイチロー外野手の安打記録達成に刺激を受け、勝利につなげた。男子シングルスは予選3回戦で世界選手権団体戦代表の大島祐哉(22=ファースト)が12歳の張本智和(エリートアカデミー)を4―1で下し、17日から始まる本戦進出を決めた。

 イチローに敬意の勝利だ。男子ダブルスの吉村は愛工大出身で、愛工大名電出身の安打製造機とは“ニアミスの経歴”という関係。日米通算4257安打を受けて「アスリートのかがみ。あの年齢まで僕は卓球をしていないと思うけど、卓球を職業としていつまでもやりたいと思っている。好きな競技への取り組みを見習いたい」と刺激を受けて大会初戦に臨んだ。

 丹羽との五輪ペアで約2カ月ぶりに世界ツアーに出場し、フランスのペアに3―1で初戦突破。代表合宿では右肩、首、背中を痛めて予定通り練習はできなかったが、幸先のいいスタートを切った。「ダブルスの練習はしてないが、2人で話し合ってきた。最低限の試合はできたと思う」。17日の準々決勝は馬龍・許キンの世界最強ペアと対戦。3月のカタールオープン1回戦での金星がフロックでないことを証明する。

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2016年6月17日のニュース