原沢“リネール対策”に着手 リオ五輪金獲得へ最強王者倒す

[ 2016年6月17日 05:30 ]

 柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(23=日本中央競馬会)が16日、宮崎県延岡市で行っている代表合宿で“リネール対策”に着手した。

 リオ五輪での金メダル獲得には世界選手権7連覇中の最強王者、テディ・リネール(27=フランス)攻略は必要不可欠。練習前に井上康生監督と10分ほど話し込み、今後は具体的な対策に取り組んでいくことを通達された。

 第1弾として、相手が技をかけてつぶれた際に寝技で追いかけて攻める動きを確認。「第4弾、第5弾ぐらいまであるんじゃないか。これまでは習ったことはなかった」と語った。先月下旬のマスターズ大会前はぎっくり腰や気管支炎に苦しんだが、順調に回復しているという。リネールと対戦するとすれば決勝戦。入念に準備を重ねる。

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2016年6月17日のニュース