貴乃花部屋、移転前最後の稽古 貴ノ岩「感謝の思いしかない」

[ 2016年6月17日 05:30 ]

中野区の貴乃花部屋で最後の稽古を行う力士たち

 東京都中野区から江東区に移転する大相撲の貴乃花部屋が慣れ親しんだ中野新橋の部屋で最後の稽古を行い、力士は四股などの基礎を中心に汗を流した。

 師匠・貴乃花親方(元横綱)は所用のため不在だったが、神棚を移動させる前の13日には弟子と集合写真を撮るなど思い出の稽古場との別れを惜しんでいた。

 部屋頭の幕内・貴ノ岩は「(現在の)土俵には感謝の思いしかない。新しい場所でまた新弟子に戻った気持ちで稽古に励みたい」と語り、十両・佐藤は「入門した当時に“この土俵でやれるのか”と思った憧れの場所。寂しさはあるが、これからも師匠の下で精進します」と気持ちを新たにした。

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2016年6月17日のニュース