小野川親方が断髪式、480人がはさみ 元幕内大道、結婚も発表

[ 2016年6月4日 16:30 ]

断髪式で師匠の阿武松親方(奥)に止めばさみを入れられる元幕内大道の小野川親方

 大相撲の小野川親方(33)=元幕内大道、本名中西健二、東京都出身、阿武松部屋=が4日、東京・両国国技館で断髪式を開き、所属する貴乃花一門の貴乃花親方(元横綱)ら約480人がはさみを入れた。2014年12月に知代夫人(30)=旧姓松田、福岡県出身=と結婚したことも発表した。

 小野川親方は専大相撲部から05年春場所で初土俵を踏んだ。右四つでの寄りを得意とし、11年名古屋場所が新入幕。三賞や金星はなかったが、真面目な土俵態度に定評があった。師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)に大銀杏を切り落とされて涙を流し「厳しい師匠に育てられ、実力以上のものを出せた。部屋の力士には四つ身の型を教えたい」と話した。

続きを表示

2016年6月4日のニュース