ジェームズとカーリーは同じ病院で産声 全米初の出来事に地元企業が一肌

[ 2016年6月4日 10:06 ]

ウォリアーズのステフェン・カリー (AP)

 米オハイオ州アクロンに本社を置く「グッドイヤー・タイヤ&ラバー社」が、キャバリアーズとウォリアーズが対戦しているNBAファイナルの開催期間中にアクロン市内のその近郊で赤ちゃんが誕生した場合、その家族に「タイヤ4本セット、子供服、チャイルドシート」を贈呈すると発表した。

 アクロン・ジャーナル紙が報じているもので、すでに第1戦は2日に行われ、第7戦までシリーズがもつれた場合には19日が最終日。実はキャバリアーズのレブロン・ジェームズ(31)は1984年12月30日、ウォリアーズのステファン・カリーは1988年3月14日にともにアクロン市民病院で産声を上げており、その2人が2年連続でファイナルで対戦していることを記念して「グッドイヤー」の名前でおなじみの地元の有力企業が粋なプレゼントを企画した。

 同じ病院で生まれた2人がともにスター選手となって全米王座を争っているケースは北米4大スポーツ界では過去に例がなく、グッドイヤー社では「アクロンは特別な場所。それを祝いたい」としている。なおレブロンはそのままアクロンで育ったが、元NBA選手のデル・カリー氏(51)を父にもつステファンはノースカロライナ州シャーロットで少年時代を過ごしている。

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