日本男子バレー リオ五輪出場ならず オーストラリアに完敗

[ 2016年6月2日 21:23 ]

第2セット、サーブを失敗する清水

 バレーボール男子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選第5日は2日、東京体育館で行われ、2大会ぶりの五輪切符獲得を目指す世界ランキング14位の日本は同13位のオーストラリアと対戦。セットカウント0―3で敗れ、4連敗。五輪出場の夢が絶たれた。

 第1セットは序盤から一進一退の展開。終盤の2点リードから許した連続失点で失速し、このセットを23―25で落とすと、第2セットもオーストラリア・エドガーの攻守にわたる活躍に苦しみ、エース・石川が右足首をひねってベンチに下がると流れは変わらないまま19―25で終了。後がない第3セットだったが、石川に代わって出場した柳田がバックアタックや鋭いスパイクを打ち込み躍動。意地を見せ、最大3点のリードを奪ったが、地力に勝るオーストラリアの前に27―29で力尽き、選手は3戦連続となるストレート負けに唇をかんだ。
 
 予選は8チームの総当たりで争う今大会で、日本は(1)アジア4チーム中トップ(2)その他7チームのうち上位3チームに入れば出場権を獲得できたが、開幕戦のベネズエラ戦に白星を挙げたものの、その後は中国、ポーランド、イランに敗れ、後がなかった。

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2016年6月2日のニュース