IOC 東京五輪追加種目で野球ソフトなど総会に一括提案へ

[ 2016年6月2日 01:02 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は1日、スイスのローザンヌで理事会を開き、2020年東京五輪の追加種目として大会組織委員会が提案した野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目を承認した。リオデジャネイロ五輪開幕前の8月に開く総会に一括提案し、IOC委員による投票で採用するかどうかを最終決定する。IOC幹部が明らかにした。

 08年北京五輪を最後に除外された野球とソフトボールは、復帰へ前進した。

 理事会では3月のプログラム委員会で作成した資料を基に議論。18種目の総選手数はIOCから示された500人の上限に収まる474人となっている。

 野球は米大リーグが依然として五輪への選手派遣に消極的で、IOC委員からは「トップ選手参加が最大の課題」と厳しい意見も出ていた。

 組織委の森喜朗会長や武藤敏郎事務総長は2日の審議に参加し、新国立競技場など会場整備の進捗を報告する。(共同)

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2016年6月2日のニュース