バレー日本男子 苦手の中国にストレートで敗れる 1勝1敗に

[ 2016年5月29日 20:46 ]

中国に敗れ、肩を落として引き上げる石川(右)ら日本代表

バレーボール男子五輪世界最終予選兼アジア予選第1日 日本0―3中国

(5月29日 東京体育館)
 リオデジャネイロ五輪の出場権を懸けたバレーボール男子の世界最終予選兼アジア予選第2日(東京体育館)は29日、2大会ぶりの五輪切符獲得を目指す世界ランキング14位の日本が同19位の中国と対戦。接戦を展開した日本だが、各セットとも終盤に突き放され、セットカウント0―3で敗れ、ベネズエラ戦に続く連勝とはならず、1勝1敗となった。

 4年前の世界最終予選で負けるなど、この4年間は1勝4敗と苦戦している中国に対し日本は、第1セットで20―25で落とし、第2セットは一進一退の攻防が続き、日本がリードする場面もあったが、接戦の末、22―25で中国が奪取。後がなくなった第3セットも23―22と追い込みながら逆転を許した。

 28日のベネズエラ戦では第1セットを落としたものの、石川と柳田の若き両エースの活躍で流れを取り戻し、3―1で逆転勝ち。主将の清水)もチーム最多21得点をマークし、若手とベテランがうまくかみ合った。

 ▽男子バレーボールのリオデジャネイロ五輪への道 予選は8チームの総当たりで争う。日本は(1)アジア4チーム中トップ(2)その他7チームにうち上位3チーム、に入れば出場権を獲得できる。五輪出場国は12カ国で、既にブラジル、ロシア、イタリア、米国、アルゼンチン、キューバ、エジプトが出場を決めている。また、世界最終予選メキシコ大会(6月4~6日)でもう1チームが決まる。

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2016年5月29日のニュース