レバンガ北海道“1日限定選手”の佐藤竜弥さん死去

[ 2016年5月26日 10:27 ]

ベンチから声援を送る佐藤竜弥さん

 男子バスケットボールNBLのレバンガ北海道と1日限定で選手契約を結んだ佐藤竜弥(さとう・りゅうや)さんが25日午後4時10分に亡くなった。26日、チームの公式サイトで発表された。

 38歳。悪性リンパ腫で闘病中だった。

 佐藤さんは東海大四高時代にバスケットボールU―18日本代表を経験し、日体大時代には190センチの長身を武器にインカレ4連覇に貢献。その後は悪性リンパ腫と闘病しながら、札幌市内の中学校で教員を務めていた。

 4月20日にはNBLのレバンガ北海道と1日限定で選手登録すると記者会見。ベンチ入りした5月2日の三菱電機名古屋戦の終了後には「夢のような1日を支えてくれた皆さんに感謝したい」と話していた。

 NBLレバンガ北海道は公式サイトで「ご家族の方々に哀悼の意を表するとともに、レバンガ北海道のチームの一員として最後まで戦ってくれた故人の意思を受け継ぎ、これからも共に戦ってまいりたいと思います」と追悼した。

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