女子バレー、リオ行き決めた伊戦視聴率20・4% 瞬間最高は29・8%

[ 2016年5月23日 09:30 ]

21日のイタリア戦でリオ五輪出場を決め、試合後喜びを爆発させる木村

 21日にTBSで放送されたバレーボール女子リオデジャネイロ五輪世界最終予選「日本×イタリア」の平均視聴率が、午後7時17分~同10時9分で20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが23日、分かった。

 また、瞬間最高視聴率は21時7分に29・8%を記録。24―23で迎えた第3セットで、日本にポイントが入ればリオ五輪出場決定だったが、チャレンジの結果イタリアにポイントが入った場面だった。
 
 4年前の予選で苦杯を喫した相手との“因縁の対決”となった17日の韓国戦(フジテレビ)での13・5%を上回る今大会での最高数値。イタリアから2セットを奪えば、4大会連続の五輪出場が決まる試合だったこともあり、注目が集まった。

 試合は、主将の木村沙織(29=東レ)がフル回転。第1セット22-22から、木村が2本連続でスパイクを決めて流れを引き寄せると、第2、3セットは奪われたが後がない第4セットでもエースがチームをけん引。4連続失点で嫌なムードが漂う中でも木村が要所で得点を奪い25-21でものにした。第5セットはものにできず勝利はならなかったが、勝ち点「1」を手に入れ、五輪切符を手繰り寄せた。

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2016年5月23日のニュース