サオリン負傷抱え奮闘10得点「最後は苦しかった」真鍋監督「集中している」

[ 2016年5月20日 21:13 ]

<日本・ドミニカ共和国>第2セット、得点に湧く木村(左端)ら日本の選手

バレーボール女子世界最終予選兼アジア予選 日本3―0ドミニカ共和国

(5月20日 東京体育館)
 4大会連続の五輪出場に王手をかけた日本の真鍋政義監督(52)は「先日(のタイ戦)から選手が集中している。サーブが良くDFも機能していた。まずはあした。(21日のイタリア戦は)総力戦。ベストを尽くしたい」と力を込めた。

 右手小指のケガを抱えながらの出場となる木村沙織主将(29)は要所で決めて10得点の活躍。第3セット、23―20から4連続ポイントを許し、セットポイントも許す場面もあり「最後は苦しかったが、応援のおかげでストレートで勝つことができた。(自身のプレー)はタイ戦は良くなかったので…。きょうはちょっとだけ良かった」と安どの表情を浮かべた。

 2連勝後に韓国に敗れ、続く18日のタイ戦でもフルセットにもつれ込む激闘を制し、逆転勝ちで息を吹き返した。木村は「この前(タイ戦)を自信に変えて臨んだが、内容は良くなかった。(21日のイタリア戦は)修正して臨みたい」。残り2試合。一戦必勝を誓った。

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2016年5月20日のニュース