元五輪出場のフィギュア選手 乳がんで右乳房全摘出していた

[ 2016年5月20日 20:36 ]

 98年長野五輪にフィギュアスケートのアイスダンスに日本代表として出場し、現在はフリーアナの河合彩(41)が20日に放送されたTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。乳がんで右乳房全摘出した過去や現在の生活を明かした。

 ともに長野五輪に出場したプロフィギュアスケーターの荒川静香(34)と親交が深く、お互い独身生活が長かったが荒川は13年に結婚。翌14年には河合にも運命の出会いがあった。

 友人の紹介で知り合った和食店勤務の山崎龍介さん(39)と何度もデートを重ね、惹かれあっていった。だが付き合う寸前の段階で乳がんが見つかった。当時の河合の気持ちは「ハンマーで殴られたような。胸がなかったら一生独りだなと思いました」。なぜこのタイミングに――。涙を流すこともあったという。

 だが、勇気を出して乳がんの事実を伝えると、山崎さんからの告白があり交際スタート。乳がんの手術で右乳房を全摘出したが、山崎さんは「乳房を取ったからといって、彼女の魅力が変わるわけではない。リスクをゼロにすることが最優先」とキッパリ。手術から4カ月後には山崎さんからプロポーズし、2人は結婚した。

 河合は夫の言葉に「そんな風に言ってくれる人がいるんだなと。感謝とうれしさでいっぱいでした」と話した。

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2016年5月20日のニュース