定年の出来山親方「ここまでよく来られた」協会残り指導続ける

[ 2016年5月20日 05:30 ]

今場所限りで定年を迎えることになり報道陣から花束を贈られ笑顔を見せる出来山親方

 13日に日本相撲協会の定年の65歳となった出来山親方(元関脇・出羽の花)が会見を開き「ここまでよく来られた」と感慨深げに話した。

 日大時に学生横綱となり、74年春場所で初土俵。88年初場所限りで現役引退するまで三役19場所を含め三賞を10度受賞した。14年4月からは協会の広報部長を務めた。今後は親方名のまま70歳まで在籍できる再雇用制度を利用して協会に残る。「稽古の指導を続ける。素直な心で負けん気の強い力士が出てほしい」と述べた。

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2016年5月20日のニュース