エース奥原奮闘!日本女子ドイツに快勝発進

[ 2016年5月17日 05:30 ]

シングルスでストレート勝ちした奥原希望

 バドミントンの国・地域別対抗戦、男子トマス杯と女子ユーバー杯第2日は16日、中国の昆山で行われ、女子で35年ぶりの世界一を狙う日本は1次リーグD組初戦でドイツに5―0で勝った。シングルスで奥原希望(日本ユニシス)山口茜(再春館製薬所)が快勝し、ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)らもストレート勝ち。男子で1次リーグA組の日本はメキシコを5―0で退け、2戦2勝で8強入りを決めた。男女とも16チームが4組に分かれ1次リーグを戦い、各組2位までが準々決勝に進む。

 日本女子のエース奥原が、初出場の重圧を感じさせない好スタートを切った。5試合で競う団体戦の初戦に登場し、シングルス1番手同士の戦いに快勝。「最初に出る私がチームの雰囲気を盛り上げたかった」と主力の自覚は十分だった。頭一つ大きい相手の角度あるスマッシュを難なく拾い、的確に四隅へシャトルを運んでわずか25分で一蹴。「頂点しか見ていない。このメンバーならやれると思うので私も必ず1勝を挙げて貢献していく」と力強かった。

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2016年5月17日のニュース