稀勢の里＆白鵬が無傷６連勝！豪栄道に土、奨菊２敗、照ノ富士４連敗

＜夏場所６日目＞魁聖を寄り切り全勝の稀勢の里

大相撲夏場所６日目

（5月13日 東京・両国国技館）
　大相撲夏場所６日目が１３日、両国国技館で行われ、ここまで負けなしの大関・稀勢の里は魁聖と対戦。寄り切りで下し６連勝を飾った。全勝の横綱・白鵬も逸ノ城を突き落としで破り全勝を守った。大関・豪栄道は琴勇輝に敗れ初黒星。

　稀勢の里は立ち合い後、なかなか上手をとれなかったが、焦らずにじっくりと上手を探った。左の上手をがっちり取ったあとは主導権を握って魁聖を寄り切り１分１９秒の熱戦を制した。

　大関・琴奨菊は妙義龍の変化で敗れて２敗目を喫した。３日目の宝富士戦に続き２敗とも注文相撲での敗戦となった。照ノ富士は右膝の影響か、立ち合いで棒立ち状態。栃ノ心に破れ４連敗となった。

　横綱・鶴竜は正代を押し出しで破り５勝目。結びで日馬富士は引っ掛けで嘉風を退け１敗を守った。