日本男子 ゴールラッシュで中国に大勝発進!志水主将も満足

[ 2016年5月11日 05:30 ]

 水球男子ワールドリーグ予選は10日、横浜国際プールで開幕し、リオデジャネイロ五輪代表の日本は1次リーグ初戦で中国に21―5で大勝した。開始早々に主将の志水(ブルボンKZ)の得点で先制。速い展開で主導権を握って第1ピリオドで6―0とリードし、その後も着実に加点した。きょう11日は米国と対戦する。欧州以外の決勝大会進出国を決める今予選には、日本が五輪1次リーグで対戦するオーストラリアやブラジルを含む6カ国が出場。1回戦総当たりの1次リーグを実施した後、最終日の15日に順位決定戦を行い、開催国の中国を除く上位4カ国が6月の決勝大会に進む。

 日本はゴールラッシュで中国を一蹴し、五輪出場決定後、初の公式戦を飾った。先制点でチームを勢いづけた主将の志水は「多くの選手が点を取れたし守備も機能したのは評価していい」と満足そうに話した。ただ、昨年のアジア選手権で五輪切符を争った中国はメンバーが大幅に入れ替わり、日本が売りにする超攻撃的な布陣の成熟度を測るには物足りなかった。11日の米国戦から始まる強豪国との対戦が真の腕試し。志水は「ここで浮かれてはいけない」と気を引き締めた。

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2016年5月11日のニュース