最優秀監督にウォリアーズ・カー監督 今季73勝で最多記録更新

[ 2016年4月27日 14:29 ]

今季の最優秀監督に選ばれた、ウォリアーズのカー監督(中央)(AP)

 NBAの最優秀監督にウォリアーズのスティーブ・カー監督(50)が選出された。ウォリアーズは今季73勝(9敗)をマークし、ブルズが95~96年シーズンにマークしたリーグのシーズン最多記録(72勝)を20年ぶりに更新。投票は3人連記で1位に5点、2位に3点、3位に1点が与えられ、カー監督は381点(1位票は64)を獲得して選出された。

 ウォリアーズからの受賞は1992年のドン・ネルソン監督以来、24年ぶり2人目。次点は昨季から先発が1人しか残らなかったのに44勝38敗でトレイルブレイザーズをプレーオフに導いたテリー・ストッツ監督(58)で335点(1位票37)だった。

 ただしカー監督は2度におよぶ腰の手術で前半戦で指揮は執れず、現場に復帰したのは1月22日から。ベンチに座ったのは82試合中39試合で戦績は34勝5敗(勝率・872)だった。その間、監督を務めたのは次期レイカーズの新監督とも噂されているルーク・ウォルトン・アシスタントコーチ(36)で43試合を39勝4敗でクリア。勝率(・907)はカー監督を上回っており、同ACは投票では2位1票、3位2票を集めていた。

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